Rootglyph by RaBiRaBi× Piko

▶︎RaBiRaBi×Piko：Rootglyph（2008 / DIGITAL ALBUM）
- Digital Release：20221111
- Total Time：31:04
- Format：DIGITAL DATA
- Price：1800jpy
　
◯All Tracks Recording：ROLAND R-9
　
◯Recorded at：
・秋田 club my honey（2007/11/07）
・神奈川 oppa-la（2007/10/21）
・青森花とハーブの里（2007/06/22）
・新潟荒浜海岸（2007/11/19）
・静岡ふもとっぱら（2007/08/05）
・長崎平成新山（2007/05/04）
・鹿児島ホノホシ海岸（2007/07/23）
・沖縄ヘリパッド建設予定地（2007/11/01）
　
◯Additional Musician：
・ナリテツ：Djambe（tr.1）
・鈴木貴子：Crystal Bowl（tr.2）
・熊谷門：Shekele, Monakepa（tr.3）
　
◯Produce and Mix：az3neonative
◯Mastering： Ryudo Deguchi（M4Ⅱ Studio）
◯Digital Remastering：KABAMIX（LMD）
◯Jacket Photography：az3neonative
◯Art Direction：RABIRABI
◯Design：Mutsumi Hagiwara
　
　
　
　
▶︎Rootglyph：造語：root（根）, glyph（浮彫像,象形文字）
　
長野で暮らす友人と会った。
そのとき野菜の話をしました。
　
普段は近所の農家の方が土から掘り起こした、木からもぎ取ったばかりの野菜やくだものを「これ食べる？」としょっちゅう持って来てくれる。泥つき、茎つき、根っこつき、なんでもまるごと手渡し。ひさびさに大都会のスーパーに行ったら、泥は洗い落とされピカピカ、葉や根はきれいにカットされて、1/2,1/4小分けにパック。料理をしようとしただけで発泡スチロールとラップの山ができてしまい、びっくりしたそうです。
　
07年、RaBiRaBi×Pikoは日本中を旅しました。
わたしたちを運んでくれた軽バンのメーターは１年で40,000km増。睡眠時間と宿泊場所はいっさい考えず、結局数ヶ月図書館から借り続けた地図を片手に交代で運転しながらの移動。水場と平らで静かな場所を選んで野営して、２m四方の小さなテントの中「明日は9時出発ね」などと言って寝袋をならべて眠りにつく。やがて会場に着いたらできるだけその場所を感じ、人と触れ合って空気を味わう。そしてその空気まるごと、即興演奏という瞬間の音にして、爆発させました。
　
　
日本中で開かれたおまつりイベント野外フェス
富士山麓のはらっぱ
雲仙岳平成新山の中腹
阿蘇の牧場
奄美大島の海岸
北海道二風谷沙流川のほとり
青森六ヶ所村花とハーブの里
新潟柏崎市荒浜
沖縄高江区ヘリパッド建設予定地 N1ゲート座り込みテント
　
美しい風景
目の前にある現実
旅のすべてをレコーディングしてきました
わたしたちのスタジオは
この日本です。
　
　
無農薬　無添加　泥つき　茎つき　根っこつき
　
R o o t g l y p h
　
あなたのこころにつながる根っこがはえて
だれかの根っことつながって
まただれかとつながって
そうして
あたらしい
にほんのかたちが
あらわれますように
　
　
2008.03.08 new moon
RaBiRaBi×Piko

Tracklist

1.	おとたび - rompin' days	18:03

2.	いなほ - rice ears	3:20

3.	うりいー - a song for unkle sakuma	7:54

Credits

released March 8, 2007

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